私は文章をかく場合、決して参考書を必要としない。
紙に向えば無限に出てくる。
これだけでも神智というもののいかなるものかが分るであろう。
そうして知る通り、私が色々計画もし、
指図もする発展上のことや、地上天国の模型、
美術館等の造営は固(もと)より、
次から次へと新しい企画、設計等々が浮ぶので、
その都度命じるだけで何でも出来て来る。
ゆえに考えたり悩んだりする事などはないが、
それでもたまには考えが出て来ないこともあるが、
それは時期尚早として取止め、時を待つのである。
というようにすべてが自然のままである。
という訳で私の心は常に平静で、
坦々(たんたん)たる大道を行くがごとしである。
しかも私の仕事は到底人間業とは思えない程
多種多様であるからよく訊(き)く人がある。
“随分お忙しいでしょう”“お疲れになるでしょう”などと言われるが、
むしろ返事に困るくらいである。
そうして昔から大事業をする人は、
多忙で寸暇(すんか)もないくらいであり、
また名のある宗教の開祖などは苦心惨憺、
難行苦行が付きもののようになっている。
ところが私は大違いで、
いつも楽しみながら悠々と神業に励(いそ)しんでいる。
Mokichi Okada J.P.
- Jun 05 Thu 2008 23:58
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いつも楽しみながら悠々と
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